懐かしい空と海を眺めていると、あの時の記憶を思い出します。ヨットの修理跡や、ツギハギだらけのセール、当時の部員しか知らない艇庫に残った秘密の落書きを見る度に、あの頃を思い出します。
いつの日か思い描いた夢は今も色あせることなく、次の世代に受け継がれ、艇庫に新しい顔が増える度に時の流れを実感します。艇庫で切磋琢磨する部員の姿を見る度に、過去の自分たちの姿が重なり合います。
変わり続ける時代の中で、季節が巡る度に、皆で重ねた夢と思い出が甦ります。たとえ今はそれぞれ描く夢や歩む道が違ったとしても、あの時の思い出や胸に抱き続けた誓いは決して色あせることはありません。
2025年3月25日、小説の主人公のように、筋書きも結末も分からずに、最後の行を読み終えました。今日が終われば最後のページをめくることになります。そしてそのページが、次の物語の最初の章となります。新たな旅立ちの日を迎える者がそれぞれの夢の場所で輝くこと、果てしなく続く旅路の途中で道が再び交わることを、心より願い結びの言葉とさせていただきます。




徳島大学ヨット部OB・OGの皆様。マイヨット通信はお手元に届きましたでしょうか?その中には今年度の卒業生のページがあるかと思います。実はここだけの話、その部分は当初は代表者一人が原稿を書き上げて掲載する予定でしたが、編集部が「やっぱり卒業生全員のコメントと集合写真があった方が良いだろう」ということで、今のような形になりました。
実はもっとここだけの話、マイヨット通信の原稿執筆期間は1月中旬~2月上旬だったため、B4,M2ともに卒論,修論の提出&発表直前期という猛烈に切羽詰まった時期に編集部から連絡が入ったうえに、全員がバラバラの研究室であったため中々予定が合いませんでした。そこで、集合写真も撮れずにコメントも集まらないという最悪の場合を想定して、私が卒業ページを原稿を代表して執筆し、今年度の卒業生の連名で掲載するという代替案を秘密裏に進めていました。ところが卒業生の皆さんが忙しい中、合間を縫ってコメントを書いてくださり、無事に集合写真と原稿を提出することが出来ました。故に必死になって考えた代替案の原稿はあえなくボツに...
ただ、ボツになった原稿を、そのままお蔵入りするのは勿体ないという作者の願いから、当時の原稿を少しだけ書き直して、2025年3月25日の卒業式の写真とともに、当時の編集部には何も告知せずにひっそりと公開させていただきました。最後まで読んでいただきありがとうございました。
(当ブログを用いて公開することは、現役部員の許可済み)